球根?
いえいえ、ちがいますよ。
Qコンです。
つまり、「量子コンピューター」のことです。
RSA暗号化など、現在のノイマン型コンピューターの基本的な暗号化アルゴリズムは数学的な因数分解処理によってできている。
ところが、量子コンピューターは、その圧倒的な計算能力から、200億年ノイマン型のコンピューターがかかる計算をわずか数分で解いてしまう能力があると言われる。
量子ビット(Qビット)による計算は、ノイマン型で使われるのと異なり2のn乗となり計算速度は増大することは知られていて、10Qビットで1024ビット分の計算ができることになる。
100Qビットでは12676506002282294014967032045376ビットとなる。
1000Qビットでは1.07150861 × 10301 ビットだ。
んー想像がつかない。。
と、とにかく、、半端ない・・・
Qコンは計算時に量子テレポーテーションという現象を使用して計算を行うが、これを最近日本の大学が成功させた。
素晴らしい話だ。
ところが、Qコンにおいて懸念される問題がある。
ノイマン型コンピューターのセキュリティをありえない速さで解いてしまうこのQコン。
兵器として利用されてしまうのではないかと言われている。少なくとも、まず最初にQコンが開発されて最初に買うのは、ペンタゴンであろう。
他のQコン所持組織からのハッキングを簡単に受けてしまう可能性があるのだ。というか、Qコンの前には今までのセキュリティなどすべてないものと同じ。
銀行のATMのデータだって簡単に操作されてしまうでしょう。
それだけの計算能力だ。
情報戦・・CIAとかロシアだって、アメリカに乗じて負けじと金を出すだろう。そうなれば、条約ができて、制限され、将来、小さく安くなって企業がサーバーとして使えたりするということだってできなくなるかもしれない。
第二次世界大戦や第一次世界大戦で、技術は大きく向上した。戦争には必ず利益がある。だがそれと同じだけ損失もしている。
物理の世界。かならず+-0になる。
これは全てで一緒である。
でも、Qコンはそんな発展の仕方をしてほしくない。
人類が、各国のいろんな技術を使って作った、日本の技術の塊でもなければ、アメリカの技術の塊でもない、地球人の技術の塊、そして誇りとなれることを切に願う
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