よくテレビなどで、技術大国日本と言われてますね。
日本の世界への技術力は世界一だと。
本当にそうなのだろうか?
確かに、日本のこの小さい国土で、かなりのGDPを誇っているのも理解できる。
だが、GDPはあくまでも、数値上での話。
例えば中国が日本を抜いてGDP世界2位に躍り出たというが、まだまだ1人当たりのGDPを見れば、全然日本とは比べ物にならない。
では、1人当たりのGDPでは、日本はどれほどのものだろうか?
50年後のGDP予想と言うものがある。

やはり国土に比例している。
日本の技術力、確かに世界を上回るようなものかもしれない。
では、中国がここまで発展した理由は何なのか?
*かつて、日本はアメリカの技術をまねして、よりいいものを作り、発展させた。
ウォークマンなどは、アメリカ海軍が日本に来た際、艦内の8割が買いあさったと言ってもいいほど人気だったらしい。
他の例では、戦後、日本が負けて、アメリカの戦闘機などの修理を中小企業が引き受けたことがあった。
アメリカのその時の航空機は、すべてプレス機などで作っていたため、作業効率はいいものの、1つ1つの精度は悪かった。
それとともに、日本には元から米軍の航空機などの設計図を持っていた。なぜなら鹵獲や墜落した航空機から設計図を書き、分析していたからだ。
事実、日本で修理された航空機と、アメリカで新しく作られた航空機熟練されたパイロットなら誰しもがわかるほど、明確な差だったらしい。
日本は、他人から得た知識をさらに発展させることで、ここまでのものを作り上げてきた。
今の中国、韓国はどうだろうか。
真似をするだけ真似をして、低価格で作り、ユーザーに『それでいいや』という感覚を作らせる。
幸いなことに、日本は、まだ『物質至上主義』ではない。
金を盛られるだけ盛られて、技術を売る人は、そうはいないだろう。
日本にとっての一番の問題・・・
それは、中国、韓国(もちろんその他の国も含め)、に盗まれた技術があったとする。
これを、転売されることだ。
韓国が、日本の車のもっとも中核と言える技術をかつて、盗んだ。
日本のエンジニアが、汗水たらして、惜しむことのない資金を利用して作った相当高い水準の物だったらしい。
15兆ウォンの技術的価値があったとして、アメリカに売ろうとして、公になった。
だが、特筆すべき点は、韓国から売りに来たのではなく、アメリカ側が買を求めたのだ。
安価で日本の技術を手に入れたい。でも、正規ルートでは、売ってくれさえもしない。
だから、盗んだ国のをさらに買おう。
そうして日本の技術力は、世界共通のものとなり、当たり前と呼ばれるようになる。
発展途上国の売る立場、先進国のそれを転売させる立場。
日本の『物質至上主義』ではない立場が、逆に他国に『物質至上主義』を植え付けているのかもしれない。
日本の誇れる技術は、『金型、ばね』など、中小企業が主に作っていることが多い。
(もちろん液晶パネルなどは、大企業が作っているだろう)
あのインテルが、プレハブ小屋の中小企業に直接頭を下げに来たという話まである。
中小企業ならば中小企業なりの美徳がある。
中小企業のエンジニアは、金で技術を売ったりしないだろうし、部外者が入ればすぐにわかる。
結果的にまだ日本の技術として残っている。
大企業になればどうだろう、やはり、盗まれる原因を作っているのは日本人だ。
非常に残念な限りだがそれは否定できない。
金を盛られたからって、技術を売る・・・
それを作ったエンジニアの気持ちがわからない人がいるんだ。
トレントなんかもその一例。
そこにある技術はお前のものだけではない。作った人がそれには必ずある。
必ず作成者の愛情がこもっている。
それを金で解決するのは、やはり、世界に引きずられている日本が確かにここにある。
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